ブロック塀等の安全対策について
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ブロック塀等の安全対策に心掛けましょう

平成30年に発生した大阪府北部地震において、倒れたブロック塀により小学生が犠牲になる痛ましい事故が発生しています。
正しく施工されていない、または老朽化したブロック塀は地震時に倒壊し、通行人に危害を及ぼす恐れがあるだけでなく、避難・救援活動の妨げになる可能性があります。倒壊による危害が発生した場合は所有者の責任となるため、日頃から適切な管理が必要です。
次の表で自己診断していただき、一つでも該当しない場合は、大垣市役所建築指導課もしくは専門知識のある建築士等へご相談ください。
補強ブロックコンクリート造 (建築基準法施行令第62条の8) | 組積造(れんが造、石造など) (建築基準法施行令第61条) | |
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高さ | ・2.2m以下 | ・1.2m以下 |
壁の厚さ | ・高さが2.0mを超える場合は15cm以上 ・高さが2.0m以下の場合は10cm以上 | ・高さの 1 / 10 以下 |
控え壁 (高さが1.2mを超える場合に適用) | ・塀の長さ3.4m以下ごとに、控え壁の設置 (控え壁の長さは壁の高さの 1 / 5 以上) | ・塀の長さ4.0m以下ごとに、控え壁の設置 (控え壁の長さは壁の高さの1.5倍以上) |
基礎 (高さが1.2mを超える場合に適用) | ・基礎の丈は35cm以上 ・根入れの深さは30cm以上 | ・根入れの深さは20cm以上 |
鉄筋 (φ9mm以上必要) | ・壁の頂部及び基礎に横筋を配置 ・壁の端部及び隅角部に縦筋を配置 ・壁内に縦筋、横筋を80cm以下で配置 ・鉄筋の先端は、かぎ状に折り曲げ定着 | |
維持管理 | ・傾き、ひび割れ等がない | ・傾き、ひび割れ等がない |
通学路のブロック塀などの撤去工事に対する補助制度
大垣市では、小中学校の通学路に面するブロック塀などの撤去に対し、費用の一部を補助します。
ブロック塀から生垣へ変更する場合の補助金
大垣市では、緑豊かで住みよい生活環境を創出し、緑化を推進するとともに、ブロック塀等の倒壊による災害の危険を軽減するため、生け垣設置の促進に向け、ブロック塀を除去し、生け垣を設置する場合の補助制度があります。
詳しくは公園みどり課へお問い合わせください。
関連ホームページへのリンク
次の外部リンクから、上記の基準や安全性の診断についてご覧いただけます。
・危ないコンクリートブロック塀の見分け方について(外部サイト)(別ウインドウで開く)(一般社団法人 日本建築学会)
・ブロック塀等の安全対策について(外部サイト)(別ウインドウで開く)(国土交通省)
・あんしんなブロック塀をめざして(外部サイト)(別ウインドウで開く)(一般社団法人 日本建築学会)