令和3年度第1回大垣市消費者見守り会議を開催しました!
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近年多発する高齢者等の消費者被害を防ぐため、特に高齢者に関わる団体、事業者、行政で組織した「大垣市消費者見守り会議」の令和3年度第1回会議を、令和3年11月12日に開催しました。
会議の様子
はじめに、市長があいさつを行いました。
大垣市くらしのセミナーの「中部防犯協会連絡協議会防犯功労団体表彰」受賞に祝意を表するとともに、各団体の消費者安全確保の取り組みに対し、感謝の思いを述べました。
次に、事務局から、消費者行政の取り組み状況を報告するとともに、消費生活関連情報として、消費者庁が発表している消費者トラブルや商品の注意喚起などを情報提供し共有を図りました。
また、本市消費生活相談員からは、本年度の大垣市消費生活相談室の相談傾向について説明を行いました。
次に、大垣警察署生活安全課から近年の詐欺手口の解説と対策について説明がありました。
今年度は昨年度を超えるペースで詐欺被害が発生しており、最近は、市職員等を装い、還付金があるなどと言ってATMへ誘い出し、お金を振り込ませる手口が非常に多いことを情報提供しました。

その後、各団体での取り組みや意見、感想を発表してもらいました。
市介護サービス事業者連絡会からは、ヘルパーが振込詐欺現場に遭遇し詐欺被害を阻止できた例もあり、職員への研修が役に立ったと報告がありました。
また、高齢者の詐欺被害を防ぐ効果的な方法として、具体的な事例を繰り返し情報提供することがあげられ、各団体で実施している、日ごろの見守り活動が非常に重要であるという認識を共有しました。
大垣市では、今後も情報を共有するなど連携を図り、市民が安心して消費生活を送ることができるよう、推進していきます。