水都大垣再生プロジェクトについて
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水都大垣再生プロジェクトとは
大垣市は豊富な地下水の恵みより古くから「水都」と呼ばれてきました。
しかし、近年の産業構造の変化により、そのイメージが薄れつつあります。
そこで、本市の象徴である「水」を、さらなる魅力づくりに生かすため、市民の方はもとより、本市を訪れる皆さんが、「水を見る機会」「水に触れる機会」を増やし、 「水都を感じられる風景」を創り出すことで、「水都大垣」を再生します。
水都を感じる映像
市民団体と連携して制作した「水都を感じる」映像です。
プロジェクト施策体系の1つである「水都を引き継ぐ歴史づくり」に資するため、大垣が「水都」であることを映像でPRするとともに、小中学校の学習としても使用できる映像教材となるように制作しました。
市内の湧水スポットや、湧水に根差す地域の文化である「舟下り」「水まんじゅう」などを紹介していますので、動画で「水都大垣」を感じてみてください。
「水都を感じる映像」は、こちら(別ウインドウで開く)をクリック
プロジェクトの目指す姿
「水都大垣」のイメージを明確とし、より一層ブランド力を高めることで、市民の皆さんが大垣に住み続けたい、また、市外からは大垣に行ってみたい、住んでみたいと思わせる、「選ばれるまち大垣」を実現することを、このプロジェクトで目指します。
令和5年度は、「水都大垣かわまちテラス」など、新たにスタートした「かわまちづくり事業」の、水辺空間を活用したイベントの開催等により、国土交通省のかわまち大賞を受賞することができました。
令和6年度は、いよいよ大垣駅南口に井戸舟を整備し、市の玄関口に新たな「水のある風景」を創り出すことで、「水都大垣」の新たなシンボルとします。
プロジェクトの施策体系
施策体系1 水都を感じるまちづくり
日常生活の中に、「水のある風景」を創る、目に見える形としてのハード整備事業です。
・ 大垣駅南口井戸舟整備
・ 四季の路の再生事業
・ 清水町緑地井戸整備事業 等
施策体系2 水都を楽しむにぎわいづくり
ハード整備事業と合わせて、湧水や川辺といった水辺環境を、もっと積極的に楽しんでもらうためのソフト事業です。
・ 水の都おおがき水門川舟下り事業
・ 水都まつり事業
・ 水都大垣かわまちテラス開催事業
・ 水都大垣水辺で乾杯事業
・ 水都大垣ブルーライトアップ事業
・ 水辺を生かした活動の支援事業(SUP体験会など)
・ 市民提案事業 等
施策体系3 水都を生かすものづくり
豊富な地下水を産業資源として、企業誘致に生かすとともに、地下水を活用した新しい特産品、あるいは農産物等の開発・PRを行います。
・ おいしい大垣の水PR事業
・ 水の都特産品創出事業 等
施策体系4 水都を引き継ぐ歴史づくり
先人たちが培ってきた、本市の「水」を文化資源と捉え、積極的に情報発信すると共に、次世代に引き継いでいきます。
・ 水都大垣再生会議開催事業
・ 湧き水ポータルサイト活用事業
・ ふるさと大垣科推進事業
・ 「おおがきっず」情報提供事業 等
※ 湧き水ポータルサイトはこちら(別ウインドウで開く)
ロゴマーク等
プロジェクト全体の一体感を創出し、情報発信力を高めるため、統一的に使用する事業ロゴを決定しました。
このロゴは、プロジェクトを官学連携で推進するため、大垣女子短期大学デザイン美術学科に作成を依頼しました。
提出された3案から最も優秀なロゴを選定するため、イベント会場において参加者による投票を実施し、メインロゴとサブロゴを決定しました。
※ ロゴ等の使用については、こちらをご覧ください。
メインロゴ
(製作者のコメント)
大垣の「水都」としての爽やかさと穏やかさがでるように、丸みをもたせたアルファベットにまとめ、文字の端々( とめやはね) の処理を意識しながら全体をまとめました。
ロゴタイプの下部に配した右上がりの飾りバーは、水門川をゆれる「たらい船」を想起してくれることを狙っています。
本ロゴタイプを、大垣市の記号として様々に利用するならば、より効果的なブランディングを展開できると考えています。
サブロゴ
(製作者のコメント)
ロゴタイプ「水都大垣」については、” 大” の横線をなみなみにして水の流れを表現しています。
また文字の端々の「とめ」、「はね」の先端の処理に注意をはらい、全体に爽やかでありながらも、力強く視認性の高いロゴタイプに仕上げました。
シンボルマーク( 左側) については、「矢印=再生」を、湧水や川の流れを連想しやすい波線や水滴、また太陽に照らされた水面の反射等をモチーフにし、それらをシンプルに統合させています。
(製作者のコメント)
ロゴタイプ全体は、水面を揺れる「ゆらぎ」をモチーフにしてまとめました。
書体については、水都大垣の「水」に六芒星、「大」に五芒星を用いて、水面のきらめきと、肢体( 五体) を伸び上げている人々をイメージしています。
本作法をアイデンティティとして、大垣に関係する様々な意匠に展開するならば、よりひろがりのあるブランディングが可能になるものと考えています。
水都大垣湧水マーク
「水都大垣再生プロジェクト」の事業に使用している湧水マークを、観光パンフレットや観光案内板等に、大垣ならではの統一マークとして表示展開し、湧水のまちの都市イメージの定着と、「水都大垣」のブランド化を図ります。
令和6年度に実施を予定している事業
大垣駅南口井戸舟整備
大垣の玄関口である大垣駅の南口に、「水都」を感じられる風景を創り出すため、実際に地下水に触れることができる施設として、地下150mの井戸を掘削し、新たに井戸舟2か所を整備します。
クラウドファンディング(終了しました)
愛称投票(終了しました)
新しく整備する井戸舟の愛称投票を行いました。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。→大垣駅南口に整備する井戸舟愛称の市民投票について(終了しました)(別ウインドウで開く)
愛称の決定について
市民投票により、井戸舟の愛称が決定しました。たくさんの投票ありがとうございました。
西側井戸舟 | 東側井戸舟 | |
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名称 | 水都大垣 集いの泉 | 水都大垣 出会いの泉 |
詳しくは、こちらのページをご覧ください。→大垣駅南口に整備する井戸舟愛称の制定について(別ウインドウで開く)
清水町緑地井戸整備
まちなかの憩いの場を設けるとともに、美濃路沿道の新たな湧水スポットとするため、清水町緑地に井戸舟を設置し、合わせて園路や広場等を整備します。
四季の路の再生事業
整備から30年以上経過した四季の路は、樹木の大径化による不陸や、植樹帯による狭小部分があり、通行の支障となっているため、歩道修景や緑地整備等を計画的に行ない、利用者の利便向上を図ります。
水都大垣かわまちテラス
水辺の景観の美しさや、居心地の良さを感じていただくため、春の桜の開花時期と初夏の7月7日の「川の日」の時期に、水辺空間を活用したイベント「水都大垣かわまちテラス」を、官民連携で開催します。
今年度の実績
とき | 令和6年4月6日(土)、7日(日) |
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ところ | 丸の内公園及び四季の広場一帯 |
内容 | 四季の広場水上ライトアップ、水都大垣湧水利き水体験会、7つの泉を巡る水都大垣スタンプラリー、楽しい水の実験コーナー 等 |
入込客数 | 4万人 |
とき | 令和6年7月7日(日)11時〜20時 |
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ところ | 丸の内公園及び四季の広場一帯 |
内容 | 第3回水都大垣再生会議、水都大垣水辺で乾杯、7つの泉を巡る水都大垣スタンプラリー、楽しい水の実験コーナー 等 |
入込客数 | 8千人 |
水都大垣ブルーライトアップ
8月1日の「水の日」からの「水の週間」に合わせて、水都タワーをはじめとした、水のシンボルモニュメント等を、水を連想させるブルーライトアップを行いました。
<と き> 8月1日(木)〜8日(木)
<ところ>
・水都タワー(大垣駅南口広場)
・和舟モニュメント(大垣駅南口広場)
・カナール(大垣駅南口広場)
・水都の泉(大垣駅南街区広場)
・水都北口オアシス(大垣駅北口広場)
・大手いこ井の泉(大垣駅通り沿い)
・貴船広場(本町水門川沿い)
・四季の広場(水門川沿い)
・丸の内公園井戸(市役所西側)
・キューブモニュメント(大垣市役所東側)
・むすびの泉(奥の細道むすびの地記念館前)
詳しくはこちら→水都大垣ブルーライトアップ
今年度から新たに、趣旨に賛同いただいた企業や個人事業主の皆さまを「ブルーライトアップサポーターズ」として登録し、青い装飾や服装で一緒に盛り上げていただきました。
ブルーライトアップサポーターズ参加事業者数 | 49事業者 |
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令和5年度事業の実績
第1回水都大垣かわまちテラス
水都大垣再生プロジェクトの第1弾事業として、川の日である7月7日と8日に丸の内公園から四季の広場までの水辺空間を活用し、水を身近に感じるイベントを、「まちなかスクエアガーデン」と連携して開催しました。
<と き>令和5年7月7日(金)、8日(土)
<ところ>丸の内公園及び四季の広場一帯
<内 容>水都大垣水辺で乾杯、第1回水都大垣再生会議、フォトスポット(イルミネーション茶屋)設置 ほか
水都大垣ブルーライトアップ
8月1日の「水の日」から7日は「水の週間」として、水の大切さや水資源の重要性について考えてもらうため、国土交通省が先導して全国的に関連事業が実施されており、その中心に全国各地の施設において、「水」を連想させるブルーライトアップが行われています。
「水都大垣再生プロジェクト」に取り組む本市も、この趣旨に賛同し、水のシンボルモニュメント等のブルーライトアップを行いました。
なお、8月2日から8日は「水都っ子ウィーク」期間であることから、ライトアップを8月8日までとしました。
<と き>令和5年8月1日(火)から8日(火)
<ところ>
水都タワー(大垣駅南口広場)、水都の泉(大垣駅南街区広場)、水都北口オアシス(大垣駅北口広場)、大垣城、キューブモニュメント(大垣市役所東側)
足水体験コーナー
水の恵みに感謝する「水都まつり」に合わせて、水都の泉から湧く地下水を入れた臨時プールを設置し、足を水につける「足水」により、地下水の清涼感を体験できるコーナーを作り、湧水をPRしました。
<と き>令和5年8月5日(土)
<ところ>大垣駅南街区広場
第2回水都大垣かわまちテラス
水都大垣再生プロジェクトの施策体系「水都を楽しむにぎわいづくり」に資するため、丸の内公園から四季の広場までの水辺空間を活用し、水を身近に感じるイベント「水都大垣かわまちテラス」を、「秋の芭蕉祭」、「オオガキストリートフェスティバル」等と連携して開催しました。
<と き>令和5年11月4日(土)、5日(日)
<ところ>丸の内公園及び四季の広場一帯
<内 容>
第2回水都大垣再生会議(水都大垣あおぞら教室)、水都大垣湧水利き水体験会、7つの泉を巡る水都大垣スタンプラリー、楽しい水の実験コーナー 等
かわまち大賞の受賞
国土交通省は、良好な水辺空間の形成により地域の賑わいを創出する「かわまちづくり」を推進しており、他の模範となる先進的な事例を「かわまち大賞」として表彰しています。
この表彰に、本市の「大垣市かわまちづくり」を応募したところ、同省から、「令和5年度かわまち大賞」に選定する内示があったため、東京・霞が関で開催される表彰式に市長が出席しました。
<と き>令和5年12月22日(金)
<ところ> 国土交通省 国土交通大臣室
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