【完成!】みんなで大垣の「推し」を作ろう!!(ちーオシワークショップ)【募集終了】
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ちーオシスタチュー制作ワークショップについて

ちーオシとは「地域の「推し」」で、大垣市の推しは「水とのせいかつ」です。
この推しをモチーフに、竹と和紙で作る明かりの巨大オブジェを制作します。

制作する「水とのせいかつ」のデザイン

日比野克彦氏による「水とのせいかつ」のデザインです。
あくまでもデザインなので、皆さんの意見で変更することもあります。

制作のイメージ

3回に分けて制作予定です。
特に色塗りは簡単ですよ。
また、タイミングは未定ですが、好きな絵(模様)を描いてもらうことも検討中です。

完成イメージ

試作品として制作したオブジェです。
自分で参加して作っていると、明かりを灯して完成した瞬間は、結構感動ものです。

ワークショップの概要と申込み方法

と き
日 時 | 作業予定内容 | |
---|---|---|
1回目 | 7月27日(土) 13時0分〜17時0分 | 竹組の制作 |
2回目 | 8月3日(土) 13時0分〜17時0分 | 竹組内部への明かり(電球)の取り付け、和紙の色塗り |
3回目 | 8月17日(土) 13時0分〜17時0分 | 和紙の竹組への貼付け、各パーツの固定 |
・ 終了時間は、作業の進捗状況により早まる場合があります。
・ 1回のみの参加も可能です。
・ 小学生へのオススメは、2回目の色塗りと3回目の張り付けです。

ところ
スイトピアセンター 文化会館1階 ロビー
(大垣市室本町5丁目51番地)

内 容

和紙貼り付け作業前

和紙貼り付け中

申し込み募集期間
令和6年6月1日(土)〜7月21日(日)まで
※募集は一旦終了しておりますが、回によっては空きがありますので、参加希望がありましたら、
大垣市文化振興課(Tel 0584-47-8067)までお問い合わせ下さい。

対 象
小学生以上(※小学生の場合は保護者同伴)

定 員
各回10人
※定員を超えた場合は、抽選にて決定します。

参加費
無料

申し込み方法(電子申請サービスを利用ください)

その他
- 結果は7月中旬に申し込みフォームに入力いただいたメールアドレス宛に連絡いたします。
- 申し込みフォームに入力された個人情報は、ご連絡等事務手続きやワークショップでの怪我等における保険対応のためにのみ利用するものです。それ以外には利用いたしません。
- 参加当日は、汚れていい服装、怪我防止のため軍手等手袋を持参してお越し下さい。

ちーオシワークショップを開催しました
コミュニケーターの清水麗軌さんを中心に、大垣女子短期大学の学生や子どもたちとちーオシスタチューづくりに取り組みました。
デザインからイメージを膨らませ、みんなで意見を出し合いながら、楽しく制作しました。

竹を組み合わせ、土管の骨組みを制作する様子

スイカのオブジェに和紙を貼る様子
第3回には石田市長も激励に駆けつけ、ついに大垣市の推し「水とのせいかつ」、井戸舟をモチーフにしたオブジェが完成しました!

完成後のちーオシスタチューと参加者の皆さん

明かりを点灯した様子
このオブジェは、10月14日(月・祝)開催の「清流の国ぎふ」文化祭2024の開会式での披露を予定しております。
皆様、ちーオシワークショップにご参加・ご協力いただきありがとうございました!

ちーオシスタチューの展示
令和6年10月14日(月・祝)に岐阜メモリアルセンターで愛ドームで開催された開会式での披露を終え、ちーオシスタチューが大垣市に帰ってきました。
大会期間中(11月24日(日)まで)大垣市スイトピアセンター文化会館1階ロビーにて展示中です。ぜひご覧ください!

スイトピアセンターでの展示の様子

補足と解説

ちーオシとは
ちーオシは、正式名称「清流文化地域推し活動」と言います。
ちーオシは、令和6年度に岐阜県で実施する国民文化祭(正式名称:「清流の国ぎふ」文化祭2024)のための県民運動で、県内42市町村の「推し」をモチーフにしたオブジェを制作し、文化祭の開会式で披露するアートプロジェクトです。
今回大垣市で制作するオブジェも、この活動の一環で、これまでに大垣の「推し」を探すために、十万石まつりほかイベントでのアンケート調査やインターネット等での投票を行ってきました。
そして大垣の「推し」として選ばれたのが、「水とのせいかつ」です。

大垣の「推し」の解説
大垣は、伊吹山系と揖斐川水系に囲まれた全国でも有数の自噴帯に位置し、豊富な地下水の恵みにより、古くから水の都(水都)と呼ばれてきました。
特に井戸水(掘り抜き井戸)の歴史は古く、1782年に岐阜町のこんにゃく屋文七が作ったと言われる掘り抜き井戸は有名です。文七が確立した井戸堀り技術により、大垣では、家ごとに自噴の井戸が掘られるようになり、その井戸水を受ける水槽を「井戸舟(いどぶね)」と呼んでいました。
この井戸舟の水は、水温16度前後で、夏は冷たく冬は温かく感じられるものであったため、水場や風呂などに引かれ生活用水として利用されることはもちろん、中にスイカやキュウリなどの野菜を入れ、冷蔵庫がわりにしていました。そのため、この井戸舟は「ひやし」とも呼ばれていました。
現在ではこのような自噴の井戸は少なくなりましたが、今でも地下水が豊富なため、多くの家庭で井戸ポンプが利用されています。また、大垣の名物の一つである水まんじゅうも、冷蔵庫代わりにしていた各家庭の井戸舟を利用することを前提に、「夏に食べられる冷たいお菓子を」と開発されたものです。
このように大垣にとって水(井戸水)は生活の一部であると同時に大垣の特徴を表すものであるため、推します。
大垣ならではの "見えない” 自然の恵み(=地下水)を活かす、人々の "しぜんな"知恵(誰が特定の発明者でもない長年の日々のなかでの工夫)の象徴としての、井戸 "舟"みたいなもの、いま本当に大事な気がしますし、あるべきテクノロジーの見本としても「推し」かと。(大垣市コミュニケーター 清水麗軌)
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