結核に注意しましょう
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結核の集団感染について
岐阜県内の事業所において、従業員が結核を発病し、当該事業所内で結核の集団感染が発生したものと判断されました。
なお、発病者及び感染者は適切な治療を受けており、現時点で事業所外への感染拡大はありません。
結核は、日本における主要な感染症であり、毎年多くの患者が発見されています。
結核は正しく理解し、適切な治療を行えば必ず治る病気で、早期発見・早期治療が大切です。
長引く咳があるときは早めに医療機関を受診しましょう。また、65歳以上の方は必ず毎年の定期検診を受診しましょう。
岐阜県ホームページ:令和7年3月26日 結核集団感染事例の報告(別ウインドウで開く)

結核について
結核とは、結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気です。
痰に結核菌がいる患者が咳をすると空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことで感染します。
結核は過去の病気ではなく、今でも1日に30人の新しい患者が発生し、5人が命を落としている日本の重大な感染症です。

結核の予防法について
- 2週間以上咳が続いたら、早めに病院にかかりましょう。
2週間以上続く咳、痰、急な体重減少、体のだるさなど症状があれば、早期に医療機関を受診してください。 - 定期の健康診断で異常を指摘された場合には、速やかに受診しましょう。
特に65歳以上の方は、毎年受診するよう感染症法に定められています。
大垣市でも結核・肺がん検診を実施しています。お近くの会場でも実施しておりますので、ぜひご活用ください。
大垣市ホームページ:結核・肺がん検診のご案内(別ウインドウで開く) - 乳児のBCG予防接種を必ず受けましょう。
抵抗力の弱い赤ちゃんは、結核に感染すると重症になりやすく、生命を危うくすることがあります。
予防するには、生後1歳未満(標準的な接種時期は生後5〜8ヶ月)までのBCG接種が有効です。
大垣市ホームページ:乳幼児・学童等の定期予防接種(別ウインドウで開く) - 普段から心がけましょう。
免疫力が低下しないように規則正しい生活を心がけましょう。
また、栄養バランスの良い食事と十分な睡眠、適度な運動などが大切となります。

結核の治療
結核と診断されても、6ヶ月間毎日きちんと薬を飲めば治ります。
しかし、症状が消えたからといって治療の途中で服薬を止めてしまうと治りません。
医師の指示を守って、治療終了まできちんと薬を飲み続けることが最も重要です。
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