動物を飼う責任について
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動物を飼うということは、命を預かる責任です
動物と一緒に暮らすことは、私たちの生活に癒しを与えてくれます。
しかし、動物を飼うということは、「命ある存在を預かっている」という重い責任があることを忘れてはいけません。
食事やトイレの世話、病気になったときの対応、年をとって動けなくなったときの介護など、動物と暮らすということは、
日々の積み重ねの中で「命」と向き合うことなのです。

飼い主には「最期まで飼い続ける責任」があります
動物を飼うということは、一時的な気まぐれではありません。どんな事情があろうと、その命を途中で放棄してはいけません。
・ 引っ越しをするから
・ 思ったよりお金がかかるから
・ 子どもが飽きてしまったから
こうした理由で飼育をやめてしまうケースが後を絶ちません。
でもそれは、飼い主の一方的な都合で命を捨てることと同じです。
「捨てる」という行為は、地域にも社会にも大きな影響を与えます。飼育を放棄された動物たちは、やがて地域で繁殖を始め、数がどんどん増えていきます。
すると、以下のような問題が起きやすくなります。
・ ごみを漁る、鳴き声による騒音被害
・ フンや尿による悪臭・衛生問題
・ 病気を持つ動物との接触によるリスク
・ 車や自転車との事故の交通安全上の危険
こうした問題は、地域全体の生活環境の悪化を引き起こし、周辺の近隣住民の方の日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。

愛護動物の遺棄は「犯罪」です
「もう飼えないから…」「誰か拾ってくれればいい」
そんな軽い気持ちで動物を放すことは、法律違反です。
愛護動物を遺棄した者には、動物愛護管理法により、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科せられます。これは立派な犯罪行為です。
なお、愛護動物の遺棄や虐待について、岐阜県(別ウインドウで開く)や岐阜県警察(別ウインドウで開く)のHPにて周知されていますので、ご確認ください。
一度飼った動物は最期まで責任を持って、育てましょう。

まずはご相談を

「命を大切にするまち」にしていきましょう
動物と人が共に暮らす社会を、私たち一人ひとりの行動で守っていきましょう。
あなたのその選択が、地域の未来、そして命を守る第一歩になります。

最期を迎えた動物のために
一緒に暮らした動物との別れは、とても辛く悲しい瞬間です。
その最期に対して、最期のケアをしっかりと行うことは飼い主としての大切な責任です。
最期迎えた動物(へい獣・犬など)の火葬は、こちらをご覧ください。
なお、本市では動物の火葬後の拾骨は、行っておりませんので、拾骨を希望の方は民間のペット葬儀会社に
お問い合わせください。
