第4次調査(平成8年度)の概要
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第4次調査(平成8年度) 後円部での地中レーダ探査(墳頂部)
発掘を開始する前に後円部での探査を行っているところ。探査は電波や電気を地中に流して地中の変化を読みとるもので、後円部頂では埋葬施設の位置や規模、墓壙の範囲、盗掘坑などを確認する目的で実施した。その後の発掘では探査を裏づける成果が出ている。
第4次調査(平成8年度) 後円部頂での磁気探査
後円部頂で磁気探査を行っているところ。副葬品に鉄器などがあれば磁気探査で把握することができる。探査には様々な方法があるので、目的や場所によって使う方法も異なる。昼飯大塚古墳では地中レーダ探査のほか、電気探査や磁気探査などを採用した。
第4次調査(平成8年度) 後円部頂の調査
後円部頂において表面の土や竹根を除去しているところ。竹伐採後に残った切り株と根を取り除くのに多くの時間を要した。根の間からは埴輪片も出土するので細心の注意が必要であった。
第4次調査(平成8年度) くびれ部の調査(第11トレンチ)
発掘調査で検出した葺石を調べているところ。写真にうつる葺石は、後円部1段目の葺石。こうして確認された葺石は、ひとつひとつの大きさや摩滅ぐあい、そしてどのように葺かれているかを記録した。