第5次調査(平成9年度)の概要
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第5次調査(平成9年度) 後円部と周壕の調査(第14トレンチ)
後円部の東側でかつて建物が建っていた場所を発掘した。調査では後円部1段目の葺石の基底石が見つかり、もともとの後円部の大きさを復元する手がかりとなった。写真は現地説明会の風景。
第5次調査(平成9年度) 後円部と周壕の調査(第13トレンチ)
後円部1段目斜面に葺かれた葺石の基底石の検出状況。かなり深いところから当時の葺石が見つかった。写真は調査整備委員の方々の視察風景。
第5次調査(平成9年度) 後円部の調査(墳頂部)
第4次調査に引き続き後円部頂を調査しているところ。表面の土や竹根を取り除くと、ようやく埴輪が確認され始めた。さらに、慎重に土を削っていくときに小さなガラス玉、勾玉、土器の破片が見つかった。玉の数ははこのとき400点以上にのぼった。
第5次調査(平成9年度) 後円部の調査(墳頂部)
後円部頂における埴輪列の調査。調査によって確認された埴輪は、壊れてその周囲に散らばっていた。埴輪の破片は注意深く、竹べらなどを使って丁寧に取り上げた。