認知症について理解を深めるための取り組み
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認知症について正しい理解を深めるために
認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気によるもので、65歳以上の7人に1人にはその症状があるといわれています。認知症の人は、記憶障害や認知障害から不安や混乱に陥りやすく、その結果まわりの人との関係が損なわれたり、家族が介護に疲れ果ててしまうことも少なくありません。しかし、周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことも可能です。
認知症になっても、すべてのことができなくなる訳ではありません。記憶力や認知機能が低下しても感情は豊かで、これまでしてきた所作は周囲の人のちょっとした声かけや手助けがあればできることがたくさんあります。
まずは、地域のひとり一人が認知症を正しく理解することが大切です。
市では認知症について理解を深めていただくため、次の取り組みを行っています。
認知症サポーター養成講座
自治会、学校、職場などに講師が出向き、認知症に対する正しい知識と具体的な対応方法などを参加者と共に学ぶ勉強会です。
・認知症サポーター養成講座について
地域での見守りにご協力ください(メール配信サービス・見守りシール)
メール配信サービス
認知症の人が住み慣れた地域でいつまでも自分らしく暮らしていくためには、周りのみなさんの認知症に対する理解とあたたかく見守るという心配りが大切です。認知症の人が行方不明となり、警察に行方不明者届が提出された際に、配信の登録をしている人にメールで行方不明者の情報を提供することで、早期発見と事故の防止を目指します。
市では、メール配信サービスの登録者を募集しています。詳しくは次をご覧ください。
※配信情報一覧の中から「大垣警察署情報」「養老警察署情報」を選択してください。
高齢者等見守りシール
認知症等が原因で行方不明になるおそれのある人に、衣服、持ち物、靴、帽子等に貼ることができる見守りシールを交付しています。
スマートフォンでシールのQRコードを読み取ると、個人情報をやり取りすることなくインターネット上で発見者と家族が通信することができます。
・高齢者等見守りシール交付事業について(別ウインドウで開く)
見守りシール
見守りシールを身に着けた方が困っている様子だったら
相手の正面から優しく声をかけていただき、自宅に帰れなくなっている場合はQRコードを読み取り、表示される画面から現在地などをお知らせください。
高齢者にやさしくし隊
認知症になっても住み慣れた地域で、その人らしい生活が続けられるよう、お店や個人など地域全体でさりげない見守りや、声かけなどを広めていく取り組みです。
認知症にやさしいまちづくり研修会
市は、〜認知症になっても安心して暮らせるまち おおがき〜を目指すため、市民の皆さんに認知症について知っていただく研修会を開催しています。
アルツハイマー月間 パネル展示
「世界アルツハイマー月間(9月1日~9月30日)」に合わせ、市役所にて「世界アルツハイマー月間パネル展」を開催しています。
市民の方が認知症について理解を深め、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる地域づくりの推進を図るため、啓発を行うものです。
認知症啓発ポスターの貸し出し
講演会やイベント等で認知症について知っていただく機会として、認知症啓発ポスター(A1サイズ)の貸し出しを行います。
・認知症啓発ポスターの貸し出しについて