認知症について理解を深めるための取り組み
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認知症について正しい理解を深めるために
認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気によるものです。認知症高齢者は、高齢者人口の増加に比例して増え続け、2030年には、高齢者の約3.3人に1人が認知症またはその予備軍になると推計されており、決して他人事ではありません。
認知症の人は、記憶障がいなどの症状から不安や混乱に陥りやすく、その結果まわりの人との関係が損なわれたり、家族が介護に疲れ果ててしまうことも少なくありません。しかし、周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことも可能です。
認知症になってもできること、やりたいことがあり地域で仲間等とともに希望を持って自分らしく暮らすことができます。症状が進行して、自分の意思を言葉でうまく表現できなくなってからも喜怒哀楽や思いやりなど、豊かな感情を持ち続けています。また、これまでしてきた所作は周囲の人のちょっとした声かけや手助けがあればできることがたくさんあります。
まずは、地域のひとり一人が認知症を正しく理解することが大切です。
市では認知症について理解を深めていただくため、次の取り組みを行っています。
認知症サポーター養成講座
地域での見守りにご協力ください(メール配信サービス・見守りシール)
メール配信サービス
認知症の人が住み慣れた地域でいつまでも自分らしく暮らしていくためには、周りのみなさんの認知症に対する理解とあたたかく見守るという心配りが大切です。認知症の人が行方不明となり、警察に行方不明者届が提出された際に、配信の登録をしている人にメールで行方不明者の情報を提供することで、早期発見と事故の防止を目指します。
市では、メール配信サービスの登録者を募集しています。詳しくは次をご覧ください。
※配信情報一覧の中から「大垣警察署情報」「養老警察署情報」を選択してください。
高齢者等見守りシール
認知症等が原因で行方不明になるおそれのある人に、衣服、持ち物、靴、帽子等に貼ることができる見守りシールを交付しています。
スマートフォンでシールの二次元コードを読み取ると、個人情報をやり取りすることなくインターネット上で発見者と家族が通信することができます。
・高齢者等見守りシール交付事業(別ウインドウで開く)について

見守りシール
見守りシールを身に着けた方が困っている様子だったら
相手の正面から優しく声をかけていただき、自宅に帰れなくなっている場合は二次元コードを読み取り、表示される画面から現在地などをお知らせください。
高齢者にやさしくし隊
認知症になっても住み慣れた地域で、その人らしい生活が続けられるよう、お店や個人など地域全体でさりげない見守りや、声かけなどを広めていく取り組みです。
認知症にやさしいまちづくり研修会
市は、〜認知症になっても安心して暮らせるまち おおがき〜を目指すため、市民の皆さんに認知症について知っていただく研修会を開催しています。開催の様子は、下のリンクからご覧ください。
認知症月間(世界アルツハイマー月間) パネル展示
「認知症月間(世界アルツハイマー月間)(9月1日~9月30日)」に合わせ、市役所にて「認知症月間(世界アルツハイマー月間)パネル展・オレンジライトアップ」を開催しています。
市民の方が認知症について理解を深め、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる地域づくりの推進を図るため、啓発を行うものです。開催の様子は、下のリンクからご覧ください。
認知症啓発ポスターの貸し出し
講演会やイベント等で認知症について知っていただく機会として、認知症啓発ポスター(A1サイズ)の貸し出しを行います。

