弘法の井戸広場
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概要
◆広場面積 87.4平方メートル
◆掘削深さ 16m
◆井戸口径 75mm
◆湧水量 不明
◆PH値 7.2(弱アルカリ)
◆硬度 29mg/L(軟水)

平成21年に既設の自噴井戸を改修し、自噴広場を整備しました。石張りの舗装をしたほか、あずまや、ベンチ、水路などを設置し、周辺を柵で囲ってあります。
整備を記念し「弘法の井戸」と刻まれた御影(みかげ)石の石碑(高さ1.8m、横30cm、奥行き20cm)も建てられました。井戸は現在もポンプなしで自然に湧き出しています。
主な施設・設備
◆あずま屋
◆ベンチ
アクセス
見どころ
弘法の井戸
言い伝えによれば、平安時代初期の高僧、弘法大師が諸国行脚の折りに十六村にお立ちよりになり、村人が飲み水や田の水に困っていることをお聞きになると、手にしていた錫杖で、力強く大地をお突きになりました。すると勢いよく清水が湧き出したといわれています。
村人は大いに喜び、大師の徳を称えて、この井戸を「弘法の井戸」と呼び大切にお守りしてきました。「俗に弘法の御手洗ともいわれ干ばつの時によく水が湧き凶作になることはない」と記されているように、昔から近郷に知られた由緒ある井戸であります。
周辺施設
●大谷川のホタル:地元有志の方の努力で、徐々にですがホタルが見られるようになってきています。