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    守屋多々志美術館 第104回企画展「海外への想い」を開催しています

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    • ページ番号  2008

    第104回企画展「海外への想い」のご案内

    次回、第104回企画展「海外への想い」

     守屋多々志は、日本画の伝統的な技法と画題で作品を描き活躍する一方で、若いころから海外で学ぶことへの憧れが強く、戦後の混乱がやっと落ち着いてきた昭和29年(1954)から2年間、イタリアへ留学します。このイタリア留学を通して数多くの洋画にふれることで、日本画の良さを再認識すると共に、自分の画業を見つめ直す一つの大きなきっかけとなりました。
     それを顕著に表しているのが、留学後初めて院展に出品した≪アンジェリコの窓≫です。それ以前の大和絵風のあっさりとした色彩表現から、洋画を思わせる質感や陰影表現を取り入れた重厚な画面構成となっています。
     さらにその後も、自分の画風の確立を目指し数々の試行錯誤を経て、日本古来の技法を芯として、自分なりの新しさや感動、解釈を加味し、≪ウィーンに六段の調≫や≪パリの川上貞奴≫のように日本と海外の国際交流の様子を鮮やかな色彩で表現してきました。
     今企画展では、こうした歴史画のほか、生涯にわたり描き続けた2万5千点以上の絵日記の中から、イタリア留学時や中国、タイなどに旅行したものなどを紹介しています。

    開催日時

    会期

    令和7年5月16日(金)~7月6日(日)

    開館時間

    9時~17時(入館は16時30分まで)

    休館日

    毎週火曜日

    主な展示作品

    ≪ウィーンに六段の調(ブラームスと戸田伯爵極子夫人)≫ ≪繭の傳説≫ ≪高野山金剛峯寺長安の楽遊原≫ ≪みだれ髪(与謝野晶子)≫

    ≪アンジェリコの窓≫ ≪ギリシャの壺売≫ ≪阿蘭陀正月≫ ≪オランダ正月≫ ≪アルドブランディーニの婚礼≫ ≪試案ペルリ来航≫

    ≪イタリアスケッチ≫ ≪中国スケッチ≫ ≪タイスケッチ≫ ほか

    入館料

    一般

    300円(団体20人以上 半額150円)
    ※一般入館券(個人)のみpaypayでのお支払いが可能です

    なお「水都っ子月間」の一部の期間(5月16日(金)〜22日(木))、および「かがやき教育週間」(6月8日(日)〜15日(日))は、
    18歳未満の子ども1人につき同伴者1人は入館料が無料

    18歳未満

    無料(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間を含む)
    ※入館時に生徒手帳等をご提示ください 

    市内在住65歳以上

    無料  ※入館時に運転免許書、健康保険証等確認できるものをご提示ください

    身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳の所持者並びに当該所持者の介護者

    無料  ※入館時に手帳をご提示ください

    指定難病医療受給者証及び登録者証保持者並びに当該所持者の介護者

    無料  ※入館時に受給者証または登録者証をご提示ください

    通訳案内士の資格を有する者が外国人に同行して通訳業務を行うため入場する場合

    無料  ※入館時に通訳案内士登録証をご掲示ください

    四館共通券

    当館、大垣城、郷土館、奥の細道むすびの地記念館の四館共通券
    一般 600円 (団体20人以上 半額300円)

    関連事業

    ギャラリー演奏会

     第104回企画展「海外への想い」での≪ウィーンに六段の調≫の展示に合わせて、ブラームス作曲などを演奏する演奏会を次のとおり開催します。

    1. 日時
      令和7年5月25日(日) 14時~(30分程度)
    2. 場所
      守屋多々志美術館 ロビー
    3. 出演者
      大垣市室内管弦楽団 木管五重奏
      ・安田 佐和子 さん / フルート
      ・西川 裕美 さん / オーボエ
      ・長谷川 朋子 さん / クラリネット
      ・井本 和伸 さん / ホルン
      ・加藤 美佐子 さん / ファゴット
    4. 曲目(予定)
      ・「ハリー・ヤーノシュ」より「ウィーンの音楽時計」 / コダーイ
      ・6つの小品op118より「間奏曲」 / ブラームス
      ・ディベルティメントより第2楽章 「セントアンソニーのテーマ」 / ハイドン
      ・ハッピーバースデー変奏曲
      ・となりのトトロメドレー
    5. 参加方法
      事前申込等はありあせんが、入館料が必要です
    大垣市室内管弦楽団 木管五重奏

    展示解説

    1. 日時
      令和7年5月17日(土) 14時~
      令和7年5月18日(日) 14時~
    2. 所要時間
      30分程度
    3. 内容
      学芸員による展示解説
    4. 参加方法
      事前申込等はありあせんが、入館料が必要です
    5. その他
      上記展示解説以外の日でも、スマートフォンよりご利用いただけるアプリ「ポケット学芸員」を使い、主要作品の解説を音声ガイドで聞くことができます。
      事前にアプリをダウンロードしてご来館いただけますと幸いです。 ⇒アプリ「ポケット学芸員」についてはこちらから
      ご利用の際は、イヤホンなどをご持参ください。

    次回、第105回企画展「描き残すべきこと~守屋が描く戦中・戦後」のご案内

     2025(令和7)年は、太平洋戦争終戦から80年。この戦争では日本だけではなく、世界中で多くの人が悲しい出来事を体験してきました。守屋多々志もその一人です。
     東京美術学校卒業5年後の昭和16年には、再興日本美術院(院展)で≪継信忠信≫が初出品・初入選するという快挙を果たし、将来の活躍が嘱望された守屋でしたが、同年に始まった太平洋戦争で中国戦線に従軍、昭和21年にようやく帰国しました。
     この時、守屋は『海軍史』編纂に従事するために、中国各地を巡っています。師の前田青邨から毎日描くように教えられたスケッチ(絵日記)には、戦火の中国大陸の中にあってもたくましく生きる人々、そして穏やかな街や自然の風景などが描かれており、争いを好まなかった守屋の性格がよく分かります。
     そして帰国してから描いた≪生田敦盛≫は、亡霊となって自分の子どもに会いに来た平敦盛を描いた作品です。この作品は、平家物語の一場面を描いたものにとどまらず、戦死した友人と残された家族への思いを込めて描いたと言います。
     この企画展では、守屋が中国に従軍して描いたスケッチや、その際、市井の人に聞いた伝承などを描いた作品、そして戦後の平和な時代に描いた弔いや祈りの意味を込めた作品などを中心に展示します。

    開催日時

    会期

    令和7年7月19日(土)~9月23日(火・祝)

    開館時間

    9時~17時(入館は16時30分まで)

    休館日

    毎週火曜日(9月23日は開館)、7月23日(水)、8月13日(水)、9月17日(水)

    主な展示作品

    ≪生田敦盛≫ ≪二河白道≫ ≪牡丹燈記≫ ≪ふるさとの家(朝餉・午睡・残照・宵宮)≫

    ≪水灔≫ ≪住吉燈台(夏祭)≫ ≪海軍史スケッチ≫ ≪鵜飼スケッチ≫ ほか

    入館料

    一般

    300円(団体20人以上 半額150円)
    ※一般入館券(個人)のみpaypayでのお支払いが可能です

    18歳未満

    無料(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間を含む)
    ※入館時に生徒手帳等をご提示ください 

    市内在住65歳以上

    無料  ※入館時に運転免許書、健康保険証等確認できるものをご提示ください

    身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳の所持者並びに当該所持者の介護者

    無料  ※入館時に手帳をご提示ください

    指定難病医療受給者証及び登録者証保持者並びに当該所持者の介護者

    無料  ※入館時に受給者証または登録者証をご提示ください

    通訳案内士の資格を有する者が外国人に同行して通訳業務を行うため入場する場合

    無料  ※入館時に通訳案内士登録証をご掲示ください

    四館共通券

    当館、大垣城、郷土館、奥の細道むすびの地記念館の四館共通券
    一般 600円 (団体20人以上 半額300円)

    関連事業

    展示解説

    1. 日時
      令和7年7月19日(土) 14時~
      令和7年7月20日(日) 14時~
      令和7年7月21日(月・祝) 14時~
    2. 所要時間
      30分程度
    3. 内容
      学芸員による展示解説
    4. 参加方法
      事前申込等はありあせんが、入館料が必要です
    5. その他
      上記展示解説以外の日でも、スマートフォンよりご利用いただけるアプリ「ポケット学芸員」を使い、主要作品の解説を音声ガイドで聞くことができます。
      事前にアプリをダウンロードしてご来館いただけますと幸いです。 ⇒アプリ「ポケット学芸員」についてはこちらから
      ご利用の際は、イヤホンなどをご持参ください。

     
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