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守屋多々志美術館第95回企画展「かわいいこども どうぶつたち」を開催します

  • [2023年9月7日]
  • ページ番号 2008
守屋多々志作 絵本 ≪かぐや姫(鈴木出版)≫

守屋多々志美術館第95回企画展「かわいいこども どうぶつたち」

本展では、『桃太郎』・『金太郎』をはじめとして、『源氏物語』の幼い皇子や女童などを描いた作品、夢あふれる絵本の挿絵原画など、子どもを主人公にしたり子ども向けに描いたりした作品を紹介します。そしてこれらの作品の中には、動物を主役の人物と同様の役割を持った名脇役として描いたもの、あるいはさりげなく絵に溶け込むように描きこんだものも多くあります。

『桃太郎』、『金太郎』は当館開館の際、見学に訪れる子どもたちが楽しめるようにと描きおろされた作品です。『桃太郎』は、華やかな赤い鎧を身につけた桃太郎の若武者姿がりりしく、「日本一」ののぼりを手にした犬をはじめ、家来たちも盛装でかしこまった表情が面白く表現されています。『金太郎』は、「金」の文字が入った前掛けをつけた金太郎、子どもらしい表情豊かな目で、動物らの相撲に夢中になっています。絵本の挿絵『かぐやひめ』・『おしゃかさま』は日本画本来の絵の具である岩絵の具ではなく、水彩絵の具、パステル、油性ペンなど子どもたちが見慣れた画材を巧みに使い、愛くるしい動物たちや、かぐやひめが月に帰る幻想的な場面にぴったりの挿絵を生み出しています。

また、その他にも犬や猫をはじめとする小動物、虎・ラクダ・鹿などの大型の動物そして鳥・魚など様々な動物が描かれた作品も紹介しています。これら歴史画やスケッチに描かれた「どうぶつ」たちに着目し、守屋の優れた観察眼やデッサン力、躍動感あふれる描写はもちろん、人物や場面を演出する「どうぶつ」たちの姿も見どころです。

守屋が描く、愛らしい子どもたちの表情やしぐさ、そしてかわいい動物たち。こどもの健やかな成長を見守り、生きとし生けるもの全てを大切に思う守屋の心優しいまなざしを感じていただきたいと思います。

開催日時

会期

令和5年7月22日(土)~9月24日(日)

開館時間

9時~17時

休館日

毎週火曜日、8月14日(月)、9月20日(水)

関連事業

○展示解説 

・日 時  令和5年7月22日(土)・23日(日) 14時~
      学芸員による展示解説(事前のお申込みは必要ありません)

※上記展示解説以外の日でも、スマートフォンよりご利用いただけるアプリ「ポケット学芸員」を使い、主要作品の解説を音声ガイドで聞くことができます。
 事前にアプリをダウンロードしてご来館いただけますと幸いです。 ⇒アプリ「ポケット学芸員」についてはこちらから
 ご利用の際は、イヤホンなどをご持参ください。

主な展示作品

≪誕生(聖徳太子)≫≪萩の宿(奥の細道より)≫≪繭の傳説≫

≪ふるさとの家(朝餉)、(午睡)、(残照)、(宵宮)≫

≪智恵子と光太郎≫≪桃太郎≫≪金太郎≫

≪人魚の愛≫≪水灔≫≪住吉燈台(夏祭)≫≪祖母の家の台所≫

≪夏日≫≪涼風≫≪スケッチ 画室の友だち≫≪鵜飼スケッチ≫

入館料

一般

300円(団体20人以上 半額150円)
※一般入館券(個人)のみpaypayでのお支払いが可能です

18歳未満

無料(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間を含む)
※入館時に生徒手帳等をご提示ください

市内在住65歳以上

無料  ※入館時に運転免許書、健康保険証等確認できるものをご提示ください

身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳の所持者並びに当該所持者の介護者

無料  ※入館時に手帳をご提示ください

通訳案内士の資格を有する者が外国人に同行して通訳業務を行うため入場する場合

無料  ※入館時に通訳案内士登録証をご掲示ください

四館共通券

当館、大垣城、郷土館、奥の細道むすびの地記念館の四館共通券
一般 600円 (団体20人以上 半額300円)
 

第94回・第95回企画展リーフレットはこちらから

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次回企画展 第96回企画展「世界への扉」のご案内

守屋多々志は、昭和5年(1930)に同じ岐阜県出身の前田青邨に師事した後、昭和16年(1941)、再興日本美術院(院展)で≪継信忠信≫が初入選したのを皮切りに、日本画の伝統的な技法と画題で作品を描き活躍してきました。

一方で、守屋は若い頃から海外で学ぶことへの憧れが強く、戦後の混乱がやっと落ち着いてきた昭和29年(1954)から2年間、イタリアへ留学します。このイタリア留学を通して数多くの洋画にふれることで、日本画の良さを再認識すると共に、自分の画業を見つめ直す一つの大きなきっかけとなりました。

それを顕著に表しているのが、留学後初めて院展に出品した≪アンジェリコの窓≫です。それ以前の大和絵風のあっさりとした色彩表現から、洋画を思わせる質感や陰影表現を取り入れた重厚な画面構成となっています。

さらにその後も、自分の画風の確立を目指し数々の試行錯誤を経て、日本古来の技法を芯として、自分なりの新しさや感動、解釈を加味し、≪ウィーンに六段の調≫や≪巴里の若き岡倉天心≫のように日本と海外の国際交流の様子を鮮やかな色彩で表現してきました。

今企画展では、こうした歴史画のほか、生涯にわたり描き続けた2万5千点以上の絵日記の中から、イタリア留学時や中国、タイなどに旅行したものなどを紹介しています。

開催日時

会期

令和5年10月7日(土)~12月10日(日)

開館時間

9時~17時

休館日

毎週火曜日、10月11日(水)、11月6日(月)、11月24日(金)

主な展示作品

≪ウィーンに六段の調(ブラームスと戸田伯爵極子夫人)≫

≪ポトマック河畔の福沢諭吉≫ ≪巴里の若き岡倉天心≫

≪牡丹燈記≫ ≪アンジェリコの窓≫ ≪ギリシャの壺売≫

≪阿蘭陀正月≫ ≪オランダ正月≫ ≪パリの川上貞奴≫

≪思い出の五色酒≫ ≪試案ペルリ来航≫

≪イタリアスケッチ≫ ≪中国スケッチ≫ ≪タイスケッチ≫ など

入館料

一般

300円(団体20人以上 半額150円)
※一般入館券(個人)のみpaypayでのお支払いが可能です

18歳未満

無料(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間を含む)
※入館時に生徒手帳等をご提示ください 

市内在住65歳以上

無料  ※入館時に運転免許書、健康保険証等確認できるものをご提示ください

身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳の所持者並びに当該所持者の介護者

無料  ※入館時に手帳をご提示ください

通訳案内士の資格を有する者が外国人に同行して通訳業務を行うため入場する場合

無料  ※入館時に通訳案内士登録証をご掲示ください

四館共通券

当館、大垣城、郷土館、奥の細道むすびの地記念館の四館共通券
一般 600円 (団体20人以上 半額300円)
 

第96回企画展リーフレットはこちらから

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令和5年度の展覧会のご案内

 
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