史跡『昼飯大塚古墳』の追加指定
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史跡「昼飯大塚古墳」の追加指定
平成25年11月15日(金曜日)に開催された文化財審議会は審議・議決を経て、史跡「昼飯大塚古墳」に新たに追加指定することを文部科学大臣に答申しました。
平成26年3月18日(火曜日)の官報告示で追加指定されました。
史跡「昼飯大塚古墳」と追加指定地の概要
昼飯大塚古墳は、4世紀末に築かれた岐阜県下最大の前方後円墳です。これまでの発掘調査から、墳丘長150メートル(周壕を含めると推定約180メートル)、後円部・前方部ともに三段築成を採用し、各段斜面には葺石を、各平坦面には埴輪列を備え、後円部墳頂に3つの異なる埋葬施設(竪穴式石室・粘土槨・木棺直葬)を持つことが明らかとなっています。
東海地方でも最大級の墳丘規模をもち、三段築成を採用した畿内の大王墓に準ずる大首長墓で、東海地方の古墳時代の政治・社会を考える上で重要な古墳であるとして、平成12年9月6日に史跡に指定されています。史跡整備工事が平成24年度に完了し、現在は「昼飯大塚古墳歴史公園」として公開されています。
今回、追加指定された範囲は、既指定地の北西側で、これまでの調査結果から前方部北側の周壕部にあたり、また陸橋(渡り土手)の存在が想定される場所です。
指定種別 | 史跡 |
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名称 | 昼飯大塚古墳 |
所在地 | 大垣市昼飯町字大塚175番 ほか26筆 |
面積 | 14,081.71平方メートル |
所有者 | 大垣市 ほか |
既指定年月日 | 平成12年9月6日 |
追加指定年月日 | 平成26年3月18日 |