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「奥の細道むすびの地」が国名勝に指定

  • [2014年3月28日]
  • ページ番号 17960

「奥の細道むすびの地」を国名勝「おくのほそ道の風景地」に指定

 松尾芭蕉は、古歌や故事の名所、由緒・来歴の地を訪ねて陸奥・北陸路を旅し、紀行文学の傑作である『奥の細道』を完成させました。芭蕉が『奥の細道』に書きとめた風景は、近世・近代を通じて人々の風景観に影響を与え続け、今なお往時の雰囲気と遺風を伝えています。
 これらは、一体の風致景観であるとして、文化財保護法に基づき、平成26年3月18日に国の名勝に指定されました。「おくのほそ道」の表記は、諸本のひとつである西村本の芭蕉自筆題簽に基づいています。

奥の細道むすびの地

 
 国は、松尾芭蕉とその弟子の曾良が『おくのほそ道』の作品に書きとめた風景を近世・近代を通じて人々の風景観に影響を与え続け、今なお往時の雰囲気と遺風を伝える一体の風致景観であるとして評価しました。
 これら優れた風景を伝える場所のうち、今回の指定では、13箇所が指定されます。

おくのほそ道の風景地
草加松原埼玉県草加市
ガンマンガ淵(慈雲寺境内)栃木県日光市
八幡宮(那須神社境内)栃木県大田原市
殺生石栃木県那須町
黒塚の岩屋福島県二本松市
武隈の松宮城県岩沼市
金鶏山岩手県平泉町
高館岩手県平泉町
象潟及び汐越秋田県にかほ市
親しらず新潟県糸魚川市
有磯海(女岩)富山県高岡市
那谷寺境内(奇石)石川県小松市
大垣船町川湊岐阜県大垣市
 

「おくのほそ道の風景地 大垣船町川湊」

 大垣船町川湊は、『おくのほそ道』の旅において、芭蕉が実際に訪ね、感慨を込めて俳句に託した数多の名所及び由緒・来歴の地の風景のひとつであり、他の風景地と相互の繋がりがある一体の風致景観として、今なお『おくのほそ道』の時代の雰囲気を継承しつつ、往時のよすがを偲ぶことのできる場所として、観賞上の価値が高いと評価をされました。
「大垣船町川湊」概要
指定種別名勝
名称おくのほそ道の風景地 大垣船町川湊
所在地大垣市船町1丁目30番 ほか6筆
面積4,746.84平方メートル
所有者大垣市 ほか
指定範囲貝殻橋から高橋までの水門川及び河川沿い(両橋を含まない)
同範囲にある指定文化財住吉燈台(県指定史跡)
船町港跡(市指定史跡)
奥の細道むすびの地(市指定史跡)

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大垣市教育委員会事務局文化振興課[6階]

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