芭蕉筆「蛤の」句懐紙が市重要文化財(書跡)に指定
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市重要文化財(書跡)指定について
大垣市教育委員会は、令和7年2月26日付けで、新たに1件、重要文化財(書跡)を指定しました。
芭蕉筆「蛤の」句懐紙


本作品は、松尾芭蕉の代表的な紀行作品である『奥の細道』のむすびの句「蛤のふたみに別行秋ぞ」を記した懐紙に、蛤を描いた切紙が貼付された掛軸です。
元禄2年(1689)の大垣出立からさほど遠くない時期に、芭蕉が記した懐紙であると考えられます。
奥の細道むすびの地である本市にとって、高い価値を有する歴史文化資料であり、本市では、この貴重な文化財の保護と活用に一層努めてまいります。
文化財種別
市重要文化財(書跡)
指定年月日
令和7年2月26日
名称
芭蕉筆「蛤の」句懐紙
員数
1点
時代
元禄期前半