「街のアーティストフェスタ」at イベントハウスを開催しました（令和4年8月）

　大垣市では、生涯学習団体や市民活動団体の活動成果の発表の場として、また、市民の皆さんが新たな学びや活動をはじめるきっかけづくりの場とするため、「街のアーティストフェスタ」を開催しました。
　今回は、3年ぶりとなる多目的交流イベントハウスにおいて、力作ぞろいの多彩な作品展示のほか、日ごろの練習の成果を披露していただくステージ発表を行いました。

　繊細なタッチで描かれる水彩画を5点展示していただきました。「水都の街の谷」、「オレロン島の夕刻」、「夏のひととき」など、水彩画ならではのにじみとぼかしによって表現されるやわらかな描写の風景画と人物画に魅了されました。　

　素朴であたたかな味わいが魅力の絵手紙。今回は、絵はがきのほかにもうちわや色紙、水風船を切り抜きで表現した作品など、夏らしさたっぷりの作品を展示していただきました。おいしそうな夏野菜やくだもの、花などがいきいきと描かれ、くすっと笑える一筆。仕上げにガーゼを用いた再利用うちわは、やわらかな風合いに涼を感じさせ、来場者の皆さんの心を癒したことでしょう。

　1日目のステージ発表トップバッターは、ハーラウ マリ リノ モアナwithハウ オリ オハナの皆さん。心地よいハワイアンの音楽にのせて、フラダンスを5曲披露していただきました。明るく、ゆったりとした雰囲気に、会場の皆さんもおおらかな気持ちになったことでしょう。

　かすみ草 南踊会の皆さんによる、民踊を披露していただきました。「重忠節」「深谷上杉節」の2曲を、かっこよい袴姿で華麗な扇子さばきとともに力強く披露。日ごろの練習の成果が発揮された、息の合った見事な踊りでした。

　2日目のトップバッターは、金森星寿会の皆さんによる三味線演奏。日頃、各地区センターで練習されている皆さんが一同に集まり、心ひとつに息の合った演奏を披露していただきました。「花笠音頭」や「上を向いて歩こう」、「隅田川」など、日本人の心にしみるような音色で、会場の雰囲気を一気に盛り上げていただきました。

　続いて、フラダンスを披露していただいたのはナ メレ フラ オハナの皆さん。華やかなパウやムームー、レイなどのフラダンス衣装で登場し、フラ楽器ココナッツプニウの軽やかな音で南国気分を盛り上げていただきました。衣装の早着替えで様々なフラ衣装を楽しむこともでき、会場の皆さんもゆったりと心地よい時間となったのではないでしょうか。