市長とのかがやきトーク「大垣演劇鑑賞会」
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団 体: 大垣演劇鑑賞会
テーマ: 大垣の文化を高めるために
日 時: 平成16年9月7日(火) 14時~15時30分
参加者: 市長、会員14名

<市長> 市民の皆さんとのトークも3年目になりますが、今年度は各種団体の皆さんと意見交換させていただいています。
<団体> 質の高い演劇を大垣で鑑賞しようと、約500人いる会員の会費を活動資金に、2ヶ月に1回の割合で例会を開催していますが、その回数も153回を数え、活動は28年目を迎えています。
利用機会の多いスイトピアセンターですが、全国的には1年前から予約可能な施設が多いなか、11ヶ月前の1日からしか予約ができません。また、古くなった設備の更新、機材搬入口の改良など、改善していただきたい点がいくつかあります。
<市長> 市民会館のホールの改修が終わりましたので、スイトピアセンターについても臨機応変に対応していきたいと思っています。
<団体> もう一つの課題が、午後9時となっている閉館時間です。3時間にも及ぶ演劇もあるのですが、午後6時の開演では仕事を持っている方々が間に合わないという状況があります。30分でも延長が可能になれば、会員の増加が期待できます。
<市長> 利用時間に関しては、柔軟な対応ができるような体制を検討できればと思っています。
<団体> スイトピアセンターなどの施設の管理が民間に委託されるという話もあるようですが、今後はどのような見通しなのでしょうか。
<市長> 以前は市で行っていたスイトピアセンターの管理を、現在は文化事業団にお願いしていますが、来年度には、民間やNPOに管理を委託できる指定管理者制度の導入を検討しています。
<団体> 厳しい財政状況を受け、各種団体への補助金が削減される傾向にありますが、とりわけ芸術や文化の分野への影響を心配しています。情操を育む意味では、芸術や文化の果たす役割は大きいものがあると思います。
<市長> 確かに、芸術や文化は、プラスアルファの部分として捉えられがちですが、心に潤いを与える貴重な創造活動です。将来の地域の発展につながる、教育や文化などの人づくりの部分は、今後も大切にしていきたいと思っています。とは言え、歳出削減は避けては通れず、また痛みも伴います。バランスをとりながら、効率的に予算を配分していきたいと思っています。
本日は、お忙しいところ、長時間に渡りご参加いただき、誠にありがとうございました。