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「多文化共生のための防災訓練」を開催しました

[2020年1月7日]

 大垣市では、外国人市民の防災力向上を図るとともに、外国人市民と日本人市民の交流を促すことで、災害時において外国人市民を支援する体制整備に繋げるため、平成22年度から「多文化共生のための防災訓練」を実施しています。
 今年度は、令和元年11月16日(土)に岐阜協立大学を会場として、地震、備蓄、避難所の説明などの防災講話や、段ボールベッドを製作し実際に寝てみる体験をしました。
 なお、この日は岐阜協立大学の学園祭において学生提案事業による「第1回多文化交流フェスティバル」が同時開催され、消防署による地震の講話や自衛隊による災害時のサバイバル術の講座、段ボールベッドを使った宿泊型の避難所体験が行われました。
 また、多文化交流会としてブラジルや中国、ベトナム、ネパール4か国の料理を楽しむ食文化体験も行われました。
 多文化共生のための防災訓練には、外国人・日本人合わせて43人が参加し、災害の怖さを学び日頃からできる対策を知るとともに、協力して作業することの大切さを学びました。

多文化共生のための防災訓練の様子

 NPO防災支援ネットワークの渡辺防災士からは、日本は地震が多い国なので、地震被害にあわないためには、建物の耐震化や、家具の固定を実施すること。いざ災害が発生すると、コンビニやスーパーの食料は売り切れてしまうので、食料、水を7日程度備蓄することが必要であることなどの講義を受けました。
 また、実際に講師の方が備蓄している備蓄品の展示も行いました。 
参加した外国人からは、「防災について知識を高めることができた」、「とても役に立つ内容で今後に活かしていきたい」との感想が聞かれました。

 次に、段ボールを使ったベッドの製作を行いました。作り方は、段ボール2枚使った箱を10個作って並べ(1枚は中に入れて補強)、その上に3枚の段ボールを敷いてベッドにしました。その後、できた段ボールベッドに乗って寝心地を確かめました。
 外国人の参加者からは、「みんな親切に教えてくれてすごくわかりやすかった」、「避難所の床は冷たそうなので、段ボールベッドの方が心地よく感じられる」などの意見があり、日頃から外国人市民と日本人市民がコミュニケーションを取ることの大切さを皆さんが実感したようでした。

 また、災害が起きた場合に、身近にある新聞紙で簡単にスリッパを作る方法を教えてもらいました。簡易トイレの組み立て方なども実演され、参加者は興味深く熱心に説明を聞いていました。

多文化交流フェスティバルの様子

 同時開催の「多文化交流フェスティバル」では、消防署からDVDを使った地震の講話や、自衛隊による災害時のサバイバル術講座、実際の避難所を想定して夜に泊まってみる宿泊型の避難訓練が行われました。
 自衛隊からは、身の回りのものがいざという時に役に立つという趣旨で、毛布と物干し竿で担架を作る方法などが実演され、外国人も日本人も興味深くみていました。

 多文化交流会では、ブラジル料理の「ポレンタ」や「ブラジルスイーツ」、ネパール料理の「チキンタルカリ」、ベトナム料理の「チュオイチュン(バナナの天ぷら)」中国料理の「水ギョウザ」が提供されました。日本人の来場者は、初めて食べる料理を楽しみ、それぞれの国に思いをはせていました。

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