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    市長とのいきいきトーク「大垣手話サークル」

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    • ページ番号  1668

    団 体: 大垣手話サークル

    テーマ: 手話活動を継続出来る会員を育てる

    日 時: 平成16年2月27日(金) 19時15分~20時30分

    参加者: 市長、会員8名

     

    大垣手話サークル

    <市長>  昨年度実施した各地域でのトークに引き続き、今年度は各種団体の皆さんとのトークを開催しています。本日は、皆さんにご活躍いただいている手話活動について、ご意見やご質問をお伺いしたいと思います。

     

    <団体>  手話講習会の卒業生によって結成され、今年で設立30周年を迎えます。 "聞こえない方とともに歩く"をモットーに、実際の手話活動はもとより、講習会・学校の福祉体験学習や手話サークルなどで手話の指導も行っています。
     最近増え続けている協力依頼に対し、会員は減少し、また高齢化も進んでいることが大きな課題です。さらに、手話奉仕員・手話通訳者・手話通訳士という資格への対応も課題の一つとなっています。

     

    <市長>  資格制度の確立に伴って、学習する量が増え、内容も複雑となっていることが、ある意味では手話への入り口を狭くしているのかも知れません。

     

    <団体>  手話通訳者が"頸肩腕障害"となるケースがあるように肉体的にもきつく、また、本格的に取り組めために仕事を辞めざるを得なかった方もいるなど、手話を取りまく環境は厳しいものがあります。
     現在協議されている市町村合併が実現すると、ボランティア団体はどのような影響を受けるのでしょうか?

     

    <市長>  社会福祉協議会などは法律によって一本化となりますが、登録している団体にほとんど影響はありません。ただ、他の町にある同じような団体との連携は必要になるのではないでしょうか。

     

    <団体>  地元に通訳者がいないということで、周辺の町から毎年多くの手話依頼を受けています。

     

    <市長>  行政においても同様に、大垣市にあって他の町にはないサービスがあります。選択できるサービスメニューが増える、それも合併のメリットの一つであると思っています。

     

    <団体>  次々に現れる新しい言葉、聴覚障害者とのコミュニケーションの難しさ、謝金・交通費がほとんど出ない現状などが、会員には大きな負担となっており、それが会員減少の要因になっています。
     また、災害時の避難場所を知らない聴覚障害者が多いようです。そうした状況下では、通訳者を呼ぶこともできないので、心配しています。

     

    <市長>  災害時の障害者の方への対応については、プライバシーにも配慮しながら、検討していく必要があると思います。
     本日は、手話の置かれている厳しい状況をお聞きすることができ、福祉の奥深さ、難しさを再認識することができました。
     お忙しいところ、長時間に渡りご参加いただき、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

     


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