市長の地域ふれあいトーク「赤坂東連合自治会」
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結果報告内容
と き:5月29日(水) 19時~20時40分
ところ:赤坂東地区センター 多目的ホール
参加人数:150名
主 催:赤坂東連合自治会
[質問]杭瀬川と奥川との合流地点から赤坂大橋までの河川改修において、堤防を曲線にするなどし、子どもたちが水や動植物と親しめる環境を整備しては?また、南市橋はホタルで有名だが、生息域が下流にも広がるような試みを実施しては?
さらに、大洪水の備えとして、上流部に遊水池を設けては?
[回答]

低水路においては曲線を取り入れることが可能ですが、ご指摘のあった箇所の堤防では対応が困難です。清流とふれあうことのできる親水広場などは、改修に合わせて検討したいと思っております。
二つ目のご質問ですが、奥川などにおいてはホタルの生息できる護岸の整備をすでに実施しております。杭瀬川においても、流域住民の意見をとり入れながら、多自然型護岸の採用を実施していく予定です。
また遊水池は、洪水時における流量調節の有効な手段ですが、当地域の地形では設けることが困難です。
[質問]池尻地区を通過する東海環状自動車道の進ちょく状況は?
[回答] 関市以東の東回りは、2005年開催の愛知万博に合わせた開通を目指し、整備が進んでおりますが、大垣市を通過する西回りの開通はそれ以降となる見込みです。現在、地元への設計協議や用地買収を実施しております。
[質問]大垣市連合婦人会は、各地区の単位婦人会で構成されているが、会員の減少で年々脱退する婦人会が増えている。婦人会を自治会の中の女性部会とすれば、連合婦人会の活性化につながるのでは?
[回答] 豊かで安全な地域社会の実現には、婦人会の存在が欠かせません。自治会との連携、行政との協働を図りながら、今後もご協力いただきますようお願い申し上げます。
連合婦人会のあり方については、関係者のみなさんで十分に議論いただき、良い方向性を模索していただきたいと思っております。
[質問]市町村合併により、住民一人当たりの行政経費は増えるのでは?
[回答] 住民一人当たりの行政経費は、大垣市で約30万円、近隣のある町で約39万円というデータもあります。合併になれば、企画・管理部門等の削減が可能になります。今回想定している合併においては、行政効率の改善が期待できると考えています。
[質問]合併が実現すると、大垣市の負担が増すのでは?
[回答] 大垣市の財政力は県内でも豊かな方ですが、平成5年度からは地方交付税を受けるなど、財政力指数は低下傾向にあります。また、紡績業の衰退、その他の産業についても工場の郊外移転などの現象が起きており、今後の活力の維持も懸念されます。
一例ですが、廃棄物の処分場等の施設に関しては、現在もそうであるように周辺町村の協力が必要とも言えるでしょう。
こうして考えると今後は、周辺町村といっしょに広域的なまちづくりを進めるべきであり、そうした動きが西濃地域全体の富の量を増やし、大垣市にとってもプラスに働くのではないかと考えています。