市長の地域ふれあいトーク「大垣市・多芸島連合自治会」
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結果報告内容
と き:9月22日(日) 13時~14時40分
ところ:日新地区センター 1階多目的ホール
参加人数:190名
主 催:大垣市・多芸島連合自治会
[質問](1)杭瀬川左岸提に埋設されているケーブルとはどのようなものか?
(2)堤防監視委員と水防倉庫管理人の役割とは?
(3)塩田橋と高渕には水位観測所があるが、その中間に位置する地域は何を目安に警戒すれば良いのか?また、警戒水位となった場合の対応は?
[回答](1) 埋設されている光ファイバーケーブルは、国土交通省、木曽川上流工事事務所が管理する河川情報システムの通信網です。各河川における水位や雨量、河川監視カメラの映像、各排水機場の運転状況等の情報を伝達管理するためのものです。なお、河川情報システムの各情報は、木曽川上流工事事務所のインターネットのホームページで閲覧できますので、災害の際には活用していただければと思います。
(2) 堤防監視員は、河川が増水して、警戒水位に達し、災害発生の恐れがある場合、指定区域内の堤防の監視・警戒にあたり、危険な箇所を発見したら、水防本部または支所へその場所や状況等を連絡していただきます。
水防倉庫管理人は、倉庫の保全管理とともに水防資器材の在庫確認等を行っていただきます。また、災害の恐れがあり水防活動を行う際に、倉庫を開き、資器材の出庫に備えていただきます。
(3) 水位観測所ですが、塩田橋と高渕のどちらか近い地点を見ていただきたいと思います。また、警戒水位に達し、危険が予想される場合は、堤防監視員だけではなく、住民の皆さんにも自宅付近の見回りをして対応していただきたいと思います。
なお、杭瀬川の水位が警戒水位を超えれば、揖斐川第二出張所の職員も堤防巡視を行います。見回りで危険な場所を発見した場合は、水防本部から技術職員及び水防班長が出動し、適切な水防工法活動に入る体制になっています。

△市町村合併について、資料を活用し、説明する小川市長

△映像を使い、住民から建設的な提案事項が説明されました。
[質問] (1) 民間・公共ともに多くの福祉施設がある当地区を福祉ゾーンとし、「福祉の森」を形成しては?
(2) 老人福祉センターや老人憩いの森などを新設し、各種相談やレクリエーションなどを行い、併せて老人クラブの拠点としては?
(3) 温泉を掘り、やすらぎ・ぬくもり・いこいの場を整備しては?
(4) 地区内における医療機関の増設、医療サービス体制の強化を検討できないか?
(5) 地区センター内に図書蔵を整備できないか?
(6) 福祉ボランティアの育成や支援が必要では?
[回答] (1) 平成12年4月に介護保険制度が導入されましたが、民間主導型の制度となっており、現在までに多くの民間事業者が参入しています。今後もさらなる参入が予定されている中、市が「福祉の森」構想を推進することは、大変困難であると考えています。
(2) 現在、寺内町に「老人福祉センター」、牧野町に「かたらいプラザ」、中川町に「中川ふれあいセンター」があります。厳しい財政状況のため当面は困難ではありますが、市南部における建設を今後の課題と認識しています。
(3) 温泉の掘削ですが、民間で実施していただけることを期待しています。
(4) 市民病院を充実させることにより、市全体の医療体制の整備を図っています。平成6年度には24時間体制の救急救命センターを開設し、平成13年度には第3病棟の建替えを開始しました。ご理解いただきたいと思います。
(5) 地区センター等で図書を整えていくことは、地域における読書活動をより活発化する効果があります。図書蔵の整備ですが、今後、図書館及び地区センター等との調整を図りながら進めていきたいと思っています。
(6) 少子高齢化社会を迎える中、福祉ボランティア活動の必要性は十分理解しています。民間活力であるNPOなどをサポートし、連携して課題に取り組んでいければと思っています。
[質問] (1) 完全学校週5日制において、家庭・地域・学校は今後どのように連携、取り組んでいくべきか?
(2) 「あと一人子どもを産もう」と思えるような環境を整備すべきでは?
(3) ラジオ体操にこだわらず、大垣市独自の夏休みストレッチ体操をつくってはどうか?
[回答] (1) しつけや社会のルールを学び、心を育てるためには、親子で生活することや地域の人たちから教育を受けることが必要です。「地域の子どもは、地域で育てる」という意識で、子どもの育成を図っていただきますようお願い申し上げます。
様々な活動を展開していただいている連合自治会やPTAなど地域各種団体に対しては、今後もできる限りの支援をしていきたいと思っています。
(2) 今年3月に「新子育てドリームプラン」が策定されました。今後5年間に市が取り組むべき施策を掲げており、子どもの健全育成と子育て支援がその大きな柱となっています。保育園の活動の充実、地区センターなどを活用した「子育てサロン」、まちの駅に開設された「子育て交流プラザ」などの諸施策を実施し、子育てを支援する体制の整備を進めています。また、現在5歳児を対象としている幼稚園の複数年化教育についても検討を進めています。
ご指摘のとおり、少子化問題は深刻な状況です。行政・家庭・地域・市民活動団体等と連携しながら、新子育てドリームプランの諸施策を着実に進めていきたいと思っています。
(3) ラジオ体操は、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の人々がそれぞれの身体的能力や特性に応じて相応の効果が得られる優れた全身運動であると言えます。「夏休みストレッチ体操」もおもしろいご提案ですので、検討できればと思っています。