市長・教育長からのメッセージ（5月14日）

　市内小中学校の児童生徒・保護者の皆さんへ

　岐阜県は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、5月9日（日）に、国の「まん延防止等重点措置」区域に指定されました。感染症が発生してから1年以上経ちますが、この間、児童生徒の皆さんや保護者の皆様には、マスクの着用、手洗いの励行、三密の回避など、感染防止に努めていただきました。しかし最近は、変異株などによる、新たな感染拡大が懸念され、市内においても、児童生徒や保護者などの感染が報告されるなど、厳しい状況になってきています。このため、改めて一層の感染防止に、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

　児童生徒の皆さんは、連休も終わり、これからの様々な学習や活動、特に宿泊研修や運動会などの学校行事を楽しみにしていたと思います。しかし、感染がこれまで以上に広がってきていることから、皆さんの命や健康を守るために、宿泊研修などを延期や中止にしたり、運動会の種目を少なくしたりして、感染防止の対策を強化せざるを得ない状況になっています。従来とは異なり、感染症とともに生活する「感染防止を徹底した新たな学校生活」を児童生徒の皆さんで創り出してほしいと願っています。また、感染した人や、その家族の人たちなどを差別したり、いじめたりすることは、絶対にしないでください。みんなで助け合い、共に支え合う思いやりの心を大切にしてください。

　保護者の皆様には、感染の拡大に伴い、大変なご心配をおかけしております。お子様をはじめ、ご家族の皆様方の健康管理、感染防止には、引き続き、最大限のご尽力をいただきたいと思います。特に、基本的な感染防止対策（マスク、手指衛生、三密回避、体調の管理）については、徹底して継続した取組みをお願い申し上げます。

　また、お子様本人だけでなく、ご家族の方が感染したり、検査を受けたりした場合には、できるだけ早く学校へご連絡をいただきますようお願いいたします。特に、感染が疑われる場合は、学校へ連絡するとともに、自宅で休んでいただきたいと思います。今後も、子どもたちが明るく元気に生活できるように、保護者の皆様、学校と教育委員会が連携して取り組んでいきたいと考えておりますので、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和3年5月14日

 大垣市長　　　　　　　　　　　　石田　仁

 大垣市教育委員会　教育長　山本　譲